（４７）　「９月の星の指導」 　２００４年　９月８日　提案    　　  永澤義人              

  秋になりました。星の観測の条件がよくなってきます。
  日没がおそくなり、早い時刻から、星をみることができます。
  ９月なかばですと、午後７時ころから星の観察ができます。
  秋から冬になり、だんだんと空気も澄んできて、星が鮮明にみられます。

１．こと座のベガを  クラスのみんなで見つける。
  １）ベガは今年の９月では一番明るい星です。 一番星です。
　　　　　その夕方にいちばん早く輝き出します。　
　　　　　　　　空全体でいちばん明るい星です。
        　　　　　　　　ですから    この秋では    いちばん 見つけやすい星です。
　この秋は惑星は午後７時には見えない。

　２）ベガは宮城の星      黒川郡の星     富谷の星
　　　ベガは宮城の上っを回っている。天頂を一日一回は通る。
        ベガは宮城の上をまわっていて、
                ９月には  午後７時に天頂にくる。
                    だから、みやすい。

  ３）ベガを見つけるには
      あ）日暮れから天頂のあたりをみている。
            一番速早くから輝き出すのが    ベガ
      い）暗くなったら、しっかりと立って
            首をぐんと後ろに曲げて  お空の真ん中を  じっと見る。
　　　　　この夜    いちばん輝いているのが    ベガ
              だれでもみつけれれます。
           　晴れていたら    毎夜　ベガを観察していきましょう。
               ９月   １０月とベガの観察をつづけます。

２．夏の大三角
    南を向いてしっかり立ちます。
      右の手をまっすぐ上にあげて    ベガをさします。
      左の手をまっすぐ上に上げると   その先は    はくちょう座のデネブ
      その両方の手を   頭の上の高さくらいまで伸ばすと
                  その先が    わし座のアルタイル
    夏の大三角       星座表に夏の大三角を赤鉛筆で書きましょう
        ベガ   デネブ   アルタイル    と   いつも言っている。
　　　ひとつ覚えたらもっと覚えたくなりますね。
            ベガがわかったら     デネブ
        ベガ     デネブ   が　わかったら     アルタイル
          これで一等星を三つおぼえました。
       七夕の話の書いてある本をさがしましょう。

３．ベガは　こと座にあります。
    ベガはこと座という星座にいて、こと座でいちばん明るい星です。
    星座の本で   こと座の星座の形を覚えましょう。
    こと座の点々の星を   鉛筆でなぞりましょう。
       どんな形になるかな。    平行四辺形

４．デネブは  はくちょう座にあります。
    デネブははくちょう座にいます。
    はくちょう座はすごく大きい星座です。
    星座の本で調べましょう。    星座表でもみましょう。
      大きい羽根を広げています。     　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　デネブは尾　　　　二番目に明るい星がくちばし

５．アルタイル  は  わし座
    小さい鳥です。    羽根がよく目立ちますね。
    よく見ると鳥の形がよくわかります。

６．天の川
    ベガ（おりひめぼし）とアルタイル（ひこぼし）の間には天の川があります。
    天の川を望遠鏡で観察しましょう。
        小さい星がいっぱいあるでしょうい。

       夏の大三角は９月によく見えるのです。

★目次に戻る　◆トップＭＥＮＵへ