（６） シリカゲルを授業に
お菓子などに乾燥剤として、シリカゲルが入っています。
お菓子を湿らせないためなのです。
このシリカゲルを教材にしようと言うことです。
１．シリカゲルを三態変化の授業に
水が蒸発して空気中に入ってしますのですが、目には見えません。
水が蒸発したものが、シリカゲルに吸収されることを確かめましょう。
シリカゲルが 水分を吸収するとピンク色に変色します。
それを熱すると、またもとの無色透明に戻ります。
水分を吸収すると重さが増えます。
湿ったものを 野菜や野草を
まず、重さを計ります。
通気しない袋に入れて、シリカゲルを入れておきます。密封して数時間放置します。
中に入れたものをみます。 乾燥しているかな。
重さを計ります。 重くなったかな。軽くなったかな。
シリカゲルを見ます。 色はどう変化しているかな。
重さはどうかな。 天秤で重さを計ります。
湿ったシリカゲルを フライパンかなべ、ほうろうで熱します。
ピンク色は透明になります。
| シリカゲルは水分を吸収します。 |
シリカゲルを入れたビニール袋は密封しておきます。
２．ドライフラワーをしましょう。
野の花を摘んできます。
ビニール袋にシリカゲルと一緒に入れておきます。
数日放置しておきます。
あとで中を確かめておきましょう。
３．乾燥野菜を作ります。
ビニール袋に野菜とシリカゲルを入れておきます。
４．大事なものの保管に
ビニールの袋に保管するものとシリカゲルを入れて、密封しておきます。
湿っては困るものの保管にシリカゲルを
湿っても、シリカゲルは何回も使うことができます。前述のように、熱すればまた元に戻ります。
あまり強火で熱すると、効果がなくなってしまいます。弱火で、遠火で熱します。
色が変わっていくのが見えていいですね。